- pythonを効率的に習得したい
- pythonを継続的に勉強したい
こんなお悩みにお答えします。
- pythonの習得に重要な3つのこと
- pythonの習得にはアウトプットし続けることが大切
- pythonの習得にブログがおすすめな5つの理由
この記事を書いている僕は28歳のときに、プログラミング未経験から独学でpythonを習得しました。
会社からpythonを使った画像検査システムを開発してほしいと言われたことがきっかけでpythonの勉強を始めました。
現在は自動車部品メーカの生産技術として働いており、画像処理や機械学習を使った画像検査システムを開発しています。
pythonを習得するためにはアウトプットが大切だと聞いたことはありませんか?
それは事実で、私がpythonを習得できたのは日々学んだことをアウトプットし続けたからです。
しかし、実際にアウトプットのやり方やアウトプットそのものの定義は人それぞれの答えがあり、最適解というものはありません。アウトプットの方法は様々あるものの、アウトプットの環境は統一することができます。
この記事では、pythonを効率的に学ぶ手段の一つとして、アウトプットの環境にブログを活用するメリットについて紹介します。今あなたが読んでいるこのブログがまさにそれで、私が運営するtanalibでは、私が日々学んだことや気づいたことをコーディング内容と共に発信しています。
pythonの習得とは無関係そうなブログの重要性について紹介します。
1. pythonの習得に重要な3つのこと
私がpythonの習得に重要だと思うことは以下の3つ。
- 勉強する目的を明確にする
- 主体的に取り組む
- アウトプットし続ける
1-1. 勉強する目的を明確にする
pythonの習得に大切なことの1つ目は、勉強する目的を明確にすることです。
pythonを最短で習得するためにはとにかく目的を明確にすることが大切です。なんで自分は勉強してるんだっけを自分の言葉で言語化できることが理想です。
なぜ目的が大切かというと、目的が不明確だと勉強するべき内容が分からなくなるからです。pythonに関わらずプログラミングは、実現できる幅が広すぎることからすべての分野で完璧を目指すべきものではありません。
例えば、pythonで実現できることの例を上げると
- 機械学習
- 画像処理
- webスクレイピング
- デスクトップアプリケーション開発
- office関連の自動操作(エクセルなど)
- PDF操作
- ゲーム作成
など想像できることは大抵やれます。それぞれ実現したいものによって勉強する内容が異なるため、目的を明確にすることが大切です。
例えば、自分は機械学習をやるためにpythonを勉強しているんだという目的意識があるのと、ただ何となくpythonが流行りだからと曖昧な状態で勉強するのでは身につく速度は劇的に変わると思います。
1-2. 主体的に取り組む
pythonの習得に大切なことの2つ目は、主体的に取り組むことです。
誰かに強制されることなく、pythonが楽しいから勉強していると思うことが大切です。これは、本当にそうあるべきだということではなく、自己暗示的な要素もあります。
私は会社きっかけでpythonを勉強し始めましたが、会社で必要だから仕方なく勉強したわけでなく、ただただpythonが楽しいと思って勉強していました。
ほとんど業務時間内ではpythonの勉強はせずに、自己啓発という形で残業代も出ない状態の中やっていましたが、これが良かったのではないかと思うほど、自主的にやれていたなと思っています。
しかし、会社で必要なスキルであれば本来業務時間内で勉強すべきですし、無理に自分の時間を使ってやることがいいというわけではありません。そのほうが効率的ですし。
ここで言いたいことは、やらされているマインドではなく、自分が楽しいから、自分の意志でやっているんだと思えることが習得の近道な気がしています。
1-3. アウトプットし続ける
pythonの習得に大切なことの3つ目は、アウトプットし続けることです。
プログラミング完全未経験の場合、pythonの勉強で得られるインプット情報すべてが初めてなことではないでしょうか。
私は、print関数を使って「Hello World」を表示させたとき感銘を受けたことを今でも覚えています。これが私にとって初めてのアウトプットでした。
アウトプットは本や動画、技術ブログから得られた情報を自分の手を使ってコーディングして、結果を得ることです。このアウトプットを何十回、何百回、何千回も繰り返すことでpythonが身についていきます。
そのアウトプットをより効果的にしてくれるものがブログの活用です。
2. pythonの習得にブログがおすすめな5つの理由
pythonの習得にブログがおすすめな理由は以下の5つ。
- アウトプットを発信できる
- 過去の学びを短時間で振り返ることができる
- 自分の成長を客観視できる
- ポートフォリオになる
- 収益につながる可能性がある
2-1. アウトプットを発信できる
ブログに自分が日々学んだことや学ぶ中で苦労したことを公開することでアウトプットを発信することができます。
アウトプットが発信できる状態とは、自分自身がそのアウトプット内容について理解できているということです。つまり、アウトプットを発信する前提で勉強することでより一回の勉強に対する集中度と理解度が高まり、効率的に身に着けることができます。
ブログは、自分のアウトプットを誰かに伝えるための場所になります。
2-2. 過去の学びを短時間で振り返ることができる
ブログに日々学んだことや失敗したこと、苦労したことを残すことで過去の経験を蓄積していくことができます。
その蓄積された内容を自分のブログ内で検索することで、過去に学んでいた自分と再会することができ、学習記録を振り返ることができます。
自分のサイト内で自分が調べたい内容を網羅できていれば、他のサイトに行く必要がなく、すぐに答えが見つかるかもしれません。
それが理想的な状態ですが、そこまで行けたら自分だけでなく、これからpythonを学ぼうとしている人にとっても大変ありがたいことですね。
2-3. 自分の成長を客観視できる
ブログを書いておくことで過去の自分が何につまずき、どんなことを学んできたかを時系列を追って見返すことができます。
ブログはカテゴリーを設けてどんな勉強をしたかを整理することができます。例えば、機械学習に関する記事が多ければ、それだけ機械学習に関する勉強をしたんだなと客観的にみることもできます。
自分が何にどれだけの時間をかけてきたかを振り返ることができれば、次のアクションにも繋げられますし、過去の自分がいるから今の自分がいるんだと認識できます。自己肯定はさらなる成長をするために必要なことだと私は考えています。
2-4. ポートフォリオになる
ブログにこれまで学習した記録が残っていれば、自分がどれだけ勉強してきたか、努力してきたかを証明するための成果物になります。
ポートフォリオは転職するときに、自分の実力を証明するためや自分の性格を立証するために使うことができます。例えば、私は努力家でpythonを習得するために○○時間勉強してきましたと言うときに、このブログがその事実を証明してくれますし、証拠になってくれます。
私も転職時の履歴書の特技欄に「ブログを運営しています」と書いてます。
2-5. 収益につながる可能性がある
あなたの学習記録は、これからpythonを学ぼうとする人の助けになり、その価値の対価としてお金を受け取ることができます。。
例えば、どんな本や動画、サービスで勉強してきたかは1からpythonを学ぼうとする人の参考になります。また、あなたが紹介する本や動画、サービスを運営している人にとって、ブログ内で宣伝してくれることはありがたいことです。
その宣伝によって商品が売れれば、宣伝料を受け取ることができるため、収益につながる可能性があります。
3. ブログのデメリット
ブログにはメリットがある反面、もちろんデメリットもあります。ブログのデメリットは以下の3つ。
- お金がかかる
- ブログの執筆に時間がかかる
- ブログ環境の構築ハードルが高い(最初だけ)
3-1. お金がかかる
私が運営しているこのサイトは、ワードプレス(有料ブログ)を使っています。ワードプレスを使ってブログを運営する場合、独自ドメインを取得し、サーバーをレンタルする必要があります。
ワードプレス自体は無料ですが、サーバーのレンタルにお金が発生します。私はエックスサーバーでサーバーをレンタルしており、年間の運用費は13,200円です。月々1,100で運営しています。
また、独自ドメインとはURLの「https://tanalib.com」の「tanalib」のことです。これは自分で決めることができます。一般的にドメインのことをインターネット上の住所と言ったりしますが、誰かが「tanalib」と検索したときに、私のサイトにアクセスできるようにするためのものです。
ドメイン取得にお金がかかる場合もありますが、エックスサーバーであれば1つ目1円で取得することができます。2つ目からは770円かかります。
3-2. ブログの執筆に時間がかかる
ブログを書いて学習記録を残すということは、当然ブログを書くという行為自体に時間がかかります。
自分が書いたブログは、誰かに見られる可能性があり、見られてもある程度恥ずかしくないように書こうと思うため、余計時間もかかってしまいます。
その時間があるなら、pythonのインプット情報に時間をかけたいという気持ちもわかります。
しかし、文章に残そうと思うとある程度内容を理解していないと書けないものですし、インプットした情報をアウトプットすることで内容の理解が深まりますので、何度もインプットすることより最終的には早くpythonを習得できることにつながります。
ブログ環境の構築ハードルが高い(最初だけ)
先ほども書きましたが、ブログをワードプレス(有料ブログ)で行う場合、独自ドメインとサーバーをレンタルする必要があります。
私自身ブログの立ち上げ知識が0の状態から、立ち上げ方法をググりながら行いました。最初は分からないことだらけで、そもそも独自ドメインとかサーバーって何?、webの仕組み?という感じでしたが、何とかなりました。
私が、実際に行ったブログの立ち上げ方法を今後紹介できればと思います。
まとめ
pythonの習得にブログがおすすめな理由を紹介しました。私が考えるブログとは、アウトプットするための環境だと思います。
pythonを習得するために必要なことは、とにかくインプットした情報をアウトプットした量です、
アウトプットを制することができればpythonを習得できるのは必然的になります。
pythonの勉強と同時並行でブログをやるのは大変そうだなと思うかもしれませんが、ブログは頑張るためにやるのではなく、アウトプットできる環境くらいの気持ちで取り組んでみるのもいいかもしれませんね。
ブログは、あくまでpythonの習得を効率化するための手段であり、あなた自身がpythonを身に着けられるかが大切だと思うので、参考程度に考えてもらえれば嬉しいです。